2016年9月19日月曜日

ダウ・エグバーツ カプチーノカップ

食事でもそうなんですが同じメニューでも食器が違うと結構、印象が異なりますよね。
オランダに来た当初は味噌汁のお椀がなかなか手に入らず、スープボウルを使って飲んでいたのですが、全く別のものを飲んでいる気分でした。お茶碗で味噌汁を飲むのをイメージしてもらえればわかるかもしれません。(笑)

せっかくおいしい物でも紙皿だと味気なくなるのは不思議です。
食事って五感を使って頂くものなんだなあと感じる時です。
道具もおいしく頂く為の大事な要素なんですね。

コーヒーも同じく、紙コップよりカップの方がやはりおいしく感じられます。
でも、普段使いをするのに高級な物は気を遣いすぎて使いにくいですよね。

ちょうど良いコーヒーカップってどんな物なんでしょうか。

「大き過ぎず、小さ過ぎず。重過ぎず、軽すぎず。 高級過ぎず、チープ過ぎず。」

こんな所でしょうか。

オランダを代表するコーヒーブランド、ダウ・エグバーツ社のこのカプチーノカップ、
とっても良いですよ。 もちろんカプチーノ以外の用途でも大丈夫です。

ヨーロッパへ旅行へ行かれた方はこのロゴに見覚えがあるかもしれませんね。





プロダクトデザインはオランダのデザイナー、Nikolai Carels氏によるものです。



底面にも「Product Design by Nikolai Carels」と彼の名前が入っています。





この底面のデザインにも意味があります。わかりますでしょうか?


ヒントはこちらのソーサーです。



もう少し近づいてみましょう。



中心のロゴが立体的なデザインになっています。
そのまわりは少しくぼんでいますね。

もう、おわかりでしょうか。

カップをソーサーに戻す際、少しズレて置いても「カチャッ。」と心地よい音と共に、
定位置にバシッと戻って来るではありませんか!
私はワザと少しずらして置き、戻ってくるのが快感となってクセになっています。 (笑)
何気なく使い始めたはずが今ではすっかりお気に入りです。

一見しただけではなかなかその形である理由までは気づけないのですが、
実際に使ってみると「このデザインである理由。」が色んな角度から感じられます。

装飾を極限までそぎ落とし、とことん実用性を追求した正にダッチデザイン、
機能美とはこういうことなんだな、さすがだな、と感心します。

「でもお高いんでしょ?」、聞こえてきました。(笑)

いいえ、こちらのカップ、千円しません。 ソーサーとセットでも1,500円以下です。
いかがでしょうか、有名デザイナーのプロダクトとしては破格ではないでしょうか?

たかがコーヒーカップとソーサー、されどコーヒーカップとソーサー。
特にこだわりがない方にこそ是非、使って頂きたいです。
コーヒータイムがワンランク上がること請け合い、 きっとご納得頂けると思います。



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